やっと季節が交配を始めたように思う。ここ数年毎年が異常だと思えるけれど今年は特に酷かった気がする。きっと来年も同じようなことを思うのかもしれない。
季節が混ざり合ってだんだん透き通った季節に変わっていく。日本の冷たい空気はきっと透明度をより強く感じさせている筈だ。
ここ一ヶ月ほど酒を飲むことが出来なかった。飲めるようになったら酒を大事に飲むようになった。酒を飲めるようになったと伝えると逆に安心されるような馬鹿馬鹿しいことが本当に起きているのだから人間はほとほと不思議な生き物だと思ったりする。
季節が混ざり合っている。中途半端に色々混ざっているくせに洋服屋はどんどん彩を変えていき、ゴツゴツと年末を押し付けてくる。
2018年も残り何日となりました。そんな馬鹿なことを言う奴がいたら頭をはたきたい。余計なお世話だ。もう少しゆっくり2018年を楽しませてくれ。もう平成が終わっちまう。自分が三年号を生きる人生になるなんて思ってもみなかった。これじゃぁ四年号を生きることになるのかもしれない。
明治、大正、昭和。この三つは強過ぎた。多分戦争があったせいなんだろうなと思う。俺は酷い人間だから、戦争に遭わなくてラッキーだったと思っている。他の人がどう考えているかなんて知らない。俺はラッキーだ。
世界中の不幸な人には申し訳ないが、俺は今夜も酒を飲むよ。
体の速度が上がっている。生き急ぎたくはないけれど死に急ぎたくもないから止まる時間が必要だ。時間を止めてみたいもんだなと思う。

酒を飲む。