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読みたいものが無いから書くだけ

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小説

ユニット・ファイブ

部屋の中にはシャワーとトイレがくっついたユニットがぶっきらぼうに置かれている。 … Continue Reading →


この記事の所要時間: 238

ロケット銭湯

脱いだ服を入れるロッカーが60番代も70番代も空いていないので、仕方なくコーヒー牛乳でも飲んで待つことにした。 天井の片隅に置かれた頭に落ちたら死ぬかもしれない赤いテレビ。野球中継は番台の親父さ…


この記事の所要時間: 226

咎蟲

復讐のことだけを考えて生きてきた。 我が子を殺された恨み。毎年一対ずつ増えていく足。これが百対までなったとき、我が身は大百足に変わるという。復讐を成し遂げる為ならば足を全て食い千切ることさえも厭…


この記事の所要時間: 35

飛天飛魚

御前試合は真剣で行なうとの旨が伝えられたのはまさか前日のことであった。 昨今の御前試合では木刀を使うのが当たり前でよほどの酔狂でも無い限り真剣を使うなど有り得なかった。生命を懸けなければならない…


この記事の所要時間: 156

夕暮

気がつくと飲みかけのコーヒーの中から小さな泡が湧き出していた。驚いて周りを見渡すが店の中は相も変わらず閑散としており普段と何も変わらない。目の前のコーヒーカップの中にだけ少し違うことが起きている…


この記事の所要時間: 121

あたらしいビジネスモデル

新しいコンタクトレンズを開発するにあたり実験にご協力いただける方を募集します。特典は完成品の生涯無料券です。先着50万名様にスターターキットをお届け! とある新興コンタクトレンズ会社が発表したこ…


この記事の所要時間: 112

蜻蛉

どうやら慣れない水に湯あたりをしてしまったらしい。夜風に当たるため少しだけ外へ出ることにした。 ひんやりとした空気を感じながら夜店の立ち並ぶ目抜き通りに出る。輪投げ、金魚掬い、綿飴屋。緩やかな下…


この記事の所要時間: 134

ラウンドノーズ

さあ、白黒つけよう。 目の前に置かれた鈍い色のリボルバー。どうしてこんなことになったのか。今、目の前にいる男はかつての兄貴だ。シノギも女も悪い奴らとの付き合い方も全ては目の前の男が教えてくれた。…


この記事の所要時間: 327

ゴーイングホーム

もう仕事を引退してから20年程になる。生きることに充分なだけの金は手に入れたし夢や希望といった感情はとっくのとうに擦り切れてしまった。ビザはもう15年の間も更新していない。ここを出ずにさえいれば…


この記事の所要時間: 322

サイケデリックかず子ちゃん

かず子ちゃんはサイケデリックの国からやってきた不思議な女の子で白い縁のティアドロップのサングラスをしてる。 パンタロンがあんなに似合う女の子をわたしは知らない。タバコはホープ。希望って意味なんだ…


この記事の所要時間: 12

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