商売を始めるなら繁盛しているコンビニの近くで始めろと言われたことがある。要は潜在客を探せということであり、用意周到なリサーチをした上での出店が期待できるコンビニは格好の目印になるということだった。更にそういったリサーチ会社は付近の電信柱からどれだけの電線が出ているかを見て住人の集中度を判断するというようなことも聞いた。そんな知らなくてもいいような、でも自分にとっては面白く感じるような情報。今はインターネット上を探せばいくらでも転がっているのだろうけれどそこには色がないように感じる。
 欲しいのはカラフルな何かなのだけれどそれは自分で決めるしかない。誰かに会って直接教わる情報はあんなにも色が付いているのに自分で探すとなると誰の色も付いていないから真っ白で見つけにくい。そもそもそんな情報を探すためには見たことも聞いたこともない何かを見つける技術が必要だと思うのだけれどそれは凄く矛盾をはらんでいるよねハニー。情報が多いのにもかかわらず興味のあることしか見つけにくい世の中なんだと思う。インターネットがどんなに普及しようが本質は何も変わってないんだよなぁ。
 いろいろなことに興味がある人間、面白い奴が得をする世の中で自分の期待していない変な情報優位社会が出来ているように見える。これを知っているのが当たり前だ、知らないなんて情弱とか言ってるあれ。でもそんなことは生きていく上に必要なかったりただの雑学であることが多い。もちろん知ってるに越したことはないのだろうけれどそれで人を判断する差別みたいなのがあるのはおかしい。人と同じ情報なんて要らないから自分色の何かが欲しい。
 ふとした偶然で誰も思いつかなかったアイディアを見つけることができて、それを利用して一攫千金を得ることができるような奇跡ってやつがもっとあってもいいのになと思う。

 そんな奇跡が手に入るなんて思わないけれど少なくともなにかしら自分の色はつけていきたい。