ふと自分が書いているものはなんていうものなんだろうと思ってしまった。
 やっぱりエッセイなのだろうか。でもラジオとかはちょっと違う感じだったし、ためしでやった575とかはもうただのおふざけとしか言えないし、全く困ったもんである。俺は意外と人間が素直にできているところもあったりするので取り敢えずエッセイという言葉を調べてみた。
 エッセイの説明がエッセイに見えるけどこれなぁに?
 こうなったらエッセイについてのエッセイを書いてみよう、そうしよう。エッセイとは書き手自身の個人的な感情や出来事を元に書かれたものという説明があった。あーそう。そうなんだ。となったときに脳裏にパット浮かぶのは、最近読んだ芥川龍之介の『谷崎潤一郎氏』あれは良かった。何がいいって文章が踊っている。芥川龍之介が谷崎潤一郎に憧れを持っている感じがとても良く伝わり、さらにその谷崎をからかって喜んでいる描写まであるのだ。あーいうのはいいなぁ。
 ふむふむ。そうか。俺はそういう自分の心に残った人間同士の些細な喜びみたいなものをエッセイとして書いてみたいのか。なるほどなぁ。ってところでこれってエッセイな気がする。うん、エッセイぽい。エッセイだよね。凄くエッセイ。