「寿司ネタとシモネタは鮮度が大切」などというけれど全くの嘘だと思う。魚の旨さがあまりわからない自分でも寿司ネタをガラスケースに入れてからの身の熟成には何某かの意味があると思うからだ。

 こう見えても自分はあまりシモネタを言わない方だ。自分には笑いのセンスがあまりないことは知っているし、シモネタを言う時に下品にならざるを得ないことも判っている。かといってそういうことに対して全く興味が無いわけでは勿論なく、実はとても興味があったりもする。非常に正直だと思う。

 美男美女がシモネタをいう時にはただしイケメンに限るの法則が発生してしまうので大気圏の外まで吹っ飛ばすとしよう。
 問題は容姿が中以下の人間はどうしたら良いのかということである。男でも女でもシモネタの達人はいるけれど彼らには一つ共通していることがあるように見える。キャラだ。何も性格ということではない。彼らはシモネタを言う前から既に、言っても良いですよと許される下地を持っていると思うのだ。まぁこの人が言うのなら仕方ないという諦めと、それでいてそこはかとなく期待を持たせる素地。良い意味での適当さを持ち合わせているのだと思う。
 彼らのシモネタオッケイデスを作るためのアピール力には凄まじいものがある。
「馬鹿じゃないの?」「それ本気で言ってるの?」などの数々の迫害を乗り越えた結果なのだろう。ミスったときの引き際もそれはそれは見事なものである。

 じゃぁどうやったらその適当さを持つことができるのか。これから数々の困難を乗り越えて自分でシモネタ道を習得しようとするのは流石に辛い。しかも人はみな違うので学ぶべきシモネタの流派も人によりけりのはずだ。
 そこで自分と似ていてシモネタが許容される人間を真似をするのはどうかと提案したい。自分に雰囲気や考え方が似ており、そのくせシモネタが上手な人間の真似をするのだ。友達に居なかったらテレビで探せば良い。これでアタナにも素敵なシモネタライフが待っているはずだ。間違いないと思う。

 ここまで非常に有益なことを書いたつもりなのだけれど自分にはあまり似ている人が居ないのでシモネタの達人を探しようが無いことに気がついた。困った。やはり茨の道を歩いていくしか無いのかもしれない。よし、言ってこ。どんどん言ってこ。俺の周りを氷河期にしてやる。

 あー、えー。おっほん。

 「開花!」といいながらブラのフロントホックを外されたら自分は間違いなく笑ってしまう。好感度も跳ね上がる。他の人は知らないが世の中そんなものではないかと思う。